作家として本格的な執筆活動を開始した漱石が、晩年の9年間を過ごした早稲田南町の家は、「漱石山房」と呼ばれており、新宿区ではこの地に(仮称)「漱石山房」記念館の整備を進めている。夏目漱石を知り、その作品に触れる機会として「新宿区夏目漱石コンクール」を開催する。
中学生・高校生の課題は、読書感想文コンクール「わたしの漱石、わたしの一行」。漱石作品(作品の指定なし)の中から自分の心に深く残った「一行」を選び、なぜその一行を選んだのかを1,000~1,200文字(400字詰め原稿用紙2枚半~3枚)にまとめる。
小学生は絵画コンクール「猫になって描いてみよう~わがはいはネコである~」。自分が猫になったつもりで、「猫の目から見た世界」を、八つ切りサイズの画用紙に自由に描く。画材は自由(鉛筆、色鉛筆、クレヨン、絵の具、マジック、サインペンなど)で手書き。
入賞者には、10月下旬以降に通知が届き、入賞作品は新宿区ホームページに掲載するほか、入賞作品をまとめた作品集を作成し、配布予定。また、(仮称)「漱石山房」記念館オープン時、記念館内に掲示予定だ。締め切りは9月16日(金)必着。詳細は事務局(03-6910-2419)まで。
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小学生は猫目線の絵を、中高生は読書感想文を「漱石コンクール」東京・新宿
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