年間15万頭以上の犬や猫が殺処分されている現状を知ったSEKAI NO OWARIのメンバーたちは、「もしかしたら自分達が動くこと、発信することで、少しくらい何か『きっかけ』を与えられるんじゃないか」と考え、この動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」のスタートを決めた。
SEKAI NO OWARIは、パートナーを選定するに当たり、実際に広島県神石高原町にある認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」の施設を訪れ、見学したり、保護犬たちをふれあったりし、ピースウィンズ・ジャパンのプロジェクトリーダーである大西純子さんから、「根本的な問題解決には次の世代に対する教育が重要だ」という話などを聞き、深く共感したという。
SEKAI NO OWARIは、動物殺処分ゼロを目指す同プロジェクトの支援活動の一環として、10月5日にシングル『Hey Ho』をリリース。収益は、ピースウィンズ・ジャパンに寄付されるほか、10月8日(土)と9日(日)には、東京・有楽町にある東京国際フォーラムでライブを開催し、この公演の収益やグッズ売り上げもプロジェクトの支援に充てられる。
認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」は、国際協力NGOとして多くの国や地域で難民や災害被災者などの支援に取り組んでいる。特に人と犬の助け合いを掲げて立ち上げた「ピースワンコ・ジャパン」事業では、災害救助犬・セラピー犬の育成や、殺処分ゼロを目指した保護・譲 渡活動を展開している。2016年4月以降、殺処分対象の犬を県の施設 からすべて引き取り、「県内の殺処分ゼロ」活動を推進している。
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SEKAI NO OWARIとピースウィンズ・ジャパンが殺処分ゼロを目指す
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