2015年にコウノトリ野生復帰事業が10年目を迎え、また、韓国でも野外での繁殖に成功し、2羽が巣立った。日本で生まれたコウノトリは、韓国に長期滞在するなど、個体交流が期待される中、今回のシンポジウムでは韓国の研究者を招聘し、コウノトリの保全について考える。
兵庫県立コウノトリの郷公園園長・山岸哲氏が、シンポジウム開催にあたって「なぜ今、海外との連携か」を講演し、基調講演はIPPM-OWS域内保全作業部会部会長、兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科科長・教授、江崎保男氏による「野生復帰の進展と今後の海外連携」。このほか、韓国教員大学校主任研究員Dr.Jongmin Yoon(ユン・ジョンミン)博士による「コウノトリの行動生態の探求:飼育下から野外へ」などが予定されている。
シンポジウムの日時は、12月10日(土)午後1時15分から午後4時50分(12時45分から受付)まで。場所は、井の頭自然文化園・彫刻館B館。定員は120名。参加は無料。12月4日(日)までに、ハガキかメールで、事前申し込みが必要。詳細は、東京ズーネットで。
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日本と韓国を行き来するコウノトリ、コウノトリ保全国際シンポジウム開催
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