「神戸市と人と猫との共生に関する条例」は、人と猫が共生できるまちづくりの観点から、野良猫の繁殖制限や譲渡の推進に関する施策などが定められている。これにより、猫の飼い主の責務が明確化されるとともに、猫の販売・譲渡しを行う動物取扱業者の役割、市民・事業者が周辺の生活環境に悪影響を及ぼすことがないよう猫を適正に取扱うことなどが規定され、人と猫が共生する社会の実現を図るための推進主体として「神戸市人と猫との共生推進協議会」が野良猫の繁殖制限などの具体的な事業を市と連携して行っていくことについて定められた。
写真展を主催しているのは、特定非営利活動法人神戸猫ネット。飼い主のいない猫に、地域で適正管理をする地域猫活動を推進し、人と猫が共生する社会の構築に貢献する特定非営利活動法人だ。
会の主な活動は、捕獲器の貸出や捕獲・病院搬送の支援、市民からの相談受付などのTNRの推進、2か月に1度の保護猫の譲渡会開催、写真展の開催・イベント参加など市民への啓発などを行っている。
今回の大丸須磨店の写真展では、事前に募集した「幸せになった猫」の写真を1階特設会場に展示している。気に入った猫には「肉球いいね」シールを貼ることができる。
写真展は5月23日(火)まで。時間は午前10時から午後8時まで。入場は無料。
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「神戸市と人と猫との共生に関する条例」告知のため保護猫の写真展開催
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