「ほたるの夜」イベント中は、営業時間を午後8時まで延長。ホタルが発光する様子や、イルミネーションを用いた演出により、ホタルが光る里山をイメージした幻想的な空間を体感することができる。
ホタルの中でも水田に多く生息する「ヘイケボタル」約160匹が4つの水槽内に展示されるエリアでは、午後4時半までは日中のホタルの姿やその生態をじっくり観察することができ、午後6時以降は薄暗い水族館の中をランタンを持って散策しながら、ホタルの淡く柔らかい光を楽しむことができる。
「京の川」エリアに設置される大型モニター画面では、古くから日本人の暮らしに根付いてきた「ゲンジボタル」や「ヘイケボタル」などについて、日中は「どうしてホタルは光を放つ?」、「ゲンジボタルとヘイケボタルの光り方の違いは?」といった生態に関する解説を行い、18時以降は「ゲンジボタルの名前の由来は?」、「ホタルの光は古くから人の魂に例えられた?」といった文化的な側面から解説を行う。
夜の「京の里山」エリアでは、小瓶に入ったホタルを観察しながら、ホタルの魅力を下村実館長が解説する「ほたるがたり」や、ホタルの光をイメージしたオリジナル照明を作ることができる「なりきりほたる」など、ホタルや初夏の気分に浸ることができる体験プログラムが用意されているほか、ホタルの光を再現したイルミネーション「ヒカリの里山・夏 ヒカリのゆうべ」を、午後6時から開催。空中を舞うホタルや、木々に寄り添うように発光するホタルの光をイメージしたさまざまな光彩の中、「京の里山」をゆっくりと散策することができる。
開園時間は、午前10自から午後8時まで。最終入場は、午後7時まで。水族館入場料は、大人2,050円、 大・高校生1,550円、中・小学生1,000円(900円)、幼児600円。
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初夏の風物詩「ホタル」を期間限定展示 「ほたるの夜」を開催、京都水族館
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