企画展「ヤドカリと貝殻 -生態と芸術-」は、世界で活躍する現代芸術家 AKI INOMATAさんが、外側に世界各地の都市の建物などをあしらった3Dプリンターで出力した透明な貝殻を、生きたヤドカリに「やど」として背負わせたもの。ヤドカリが背負っている「やど」は、東京、ギリシャのサントリーニ島、モロッコのワルザザート、中国の北京、フランスのオンフルールの5個。透明の貝殻を背負っているので、ヤドカリの内部の様子もよく観察できる。
このほか、白浜水族館長でヤドカリの専門家でもある朝倉彰館長による、ヤドカリの生態についてのパネル4点、各種ヤドカリの写真パネル5点、ヤドカリの標本3点、ヤドカリの生態についての映像などが展示されている。
展示は10月1日(日)まで。白浜水族館の営業時間は、午前9時から午後5時まで(入館は午後4時半まで)。年中無休。入館料は、大人(高校生以上)が600円、小人(小・中学生)が200円。問い合わせは、白浜水族館(電話:0739-42-3515)まで。
関連URL: 瀬戸臨海実験所白浜水族館