渋川動物公園は、3万坪の園内の自然がそのままの野山を散策しながら、動物たちとふれあいが楽しめるオープンな動物園だ。園内には、約80種600頭羽の動物がおり、自然と動物たちの力を借りて、優しい気持ちがいっぱい育つ動物公園をめざしている。
そこで放し飼いされていたアルダブラゾウガメのアブーが、8月1日午前8時45分の防犯カメラの映像を最後に、園内から消えた。アブーは体長が1メートル、体重が55kg。とても優しいふれあい上手な性格で、2004年に同園に来た当初から開園時間中は園内でフリーに過ごしているが、いままで一度も行方がわからなくなったことはないという。
アブ-がいなくなってから、職員が連日、仕事が終わって暗くなるまで行方を捜しているが、アブーの足跡や糞すら見つけることができない状況だ。アブーは、気温が高い日中は涼しい場所で休んでいる可能性が高いという。
同園はアブーを保護してくれた人に50万円の謝礼を支払うと発表。どんなことでもかまわないのでアブーに関する情報があれば、渋川動物公園(電話:0863-81-3030)まで連絡を。
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