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譲渡型猫とのふれあいルーム「猫のロンパールーム」で第一回玉造猫まつり

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 「猫のロンパールーム」は、(公社)大阪市獣医師会が行う「子猫リレー事業」の「キトンシッターボランティア」の役割を担う場所として運営。獣医師が育てた健康な3~6ヵ月の猫を預かり、同施設が世話をする。獣医師が定期的に往診を行い、スタッフも動物看護師を配置。さらに、隣接する大阪ペピイ動物看護専門学校で動物看護師を目指す学生が、清掃や世話係のボランティアとして参加する。

 室内は、居住スペースとプレイルームに分かれており、プレイルームでは一般来場者が猫たちと触れ合うことができる。入場料は30分600円で、収益の一部は子猫リレー事業活動費に寄付される仕組み。来場者は気に入った子がいれば里親に申し出る事もできるので、新しい猫との出会いの場となることを目指している。獣医師会と提携した譲渡を目的とした施設は、日本で初めての試み。

 2015年に、大阪市と(公社)大阪市獣医師会が中心となって取り組み始めた「子猫リレー事業」は、大阪市動物管理センターで保護された生後間もない子猫を(公社)大阪市獣医師会が譲り受け、会員獣医師の下で健康チェックを行い、2回目のワクチン接種後、事前登録済みの原則60歳以上のキトンシッターボランティアと呼ばれる一般の自宅で、しばらくの期間、世話をしてもらい、里親募集を行いつつ、獣医師会が中心となって避妊・去勢手術及びマイクロチップの挿入などを行い、小さな命をみんなでリレーし、幸せな未来を紡いでいく取組。獣医師会では、これまで約200頭の生後間もない子猫を譲り受け、100頭ほどの最終譲渡を行っている。

 オープン初日に当たる9月26日(水)には、午後1時から大阪市獣医師会会長や東成区長を招いたオープニングセレモニー、テープカットを行う予定で、式典には一般の方も自由に参加でき、来場者プレゼントも用意されている。

 式典に続いて、同施設内で開催される「第一回玉造猫まつり」では、(公社)大阪市獣医師会による、子猫リレー事業の猫たちを集めた譲渡会や、ペット用品通販の「PEPPY」による厳選猫グッズの販売、「はっちゃん日記」で御馴染みの写真家八ニ一さんによる写真撮影講座、隣接する大阪ペピイ動物看護専門学校では、猫のおもちゃ作りのワークショップを行うなど、会場全体が猫一色の内容となっている。

 開催場所は、JR玉造駅・徒歩約4分、地下鉄玉造駅・徒歩約5分の場所(大阪市東成区中道3-8-21 ペピイ・ハッピープレイスTAMATSUKURI 1F)。同敷地は「NKスクエア玉造」と呼ばれ、ペット用品通販や専門学校を行うペピイグループのほか、(公社)大阪市獣医師会の事務局や、動物の高度医療センター「ネオベッツVRセンター」、夜間動物病院「大阪どうぶつ夜間急病センター」があり、さまざまな動物関連施設が同居する日本でもユニークな場所となっている。

 第一回玉造猫まつりの問い合わせ先は、メール: info@peppynet.com または、電話:06-6971-1251 まで。

関連URL: 第一回玉造猫まつり

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