このコンテストは「本当なら殺されていたかもしれない小さな命が救われ、共に生きる」素晴らしさを多くの人に知ってもらうために、2010年にスタートした。今年も殺処分寸前で救われた命たちの愛らしい写真や動画が、感動のストーリーと共に、多数応募された。
痩せてボロボロになって劣悪繁殖場から救い出された犬、飼育放棄され表情がなかった犬、糞尿まみれでやつれ果てた多頭飼育部屋の猫が救われ、いまは活き活きした満面の笑顔で新しい家族を癒やしている作品が多くみられる。死の淵から命をつないで健気に生きる犬や猫達の姿は、私たちに生きる勇気と感動を与えてくる。本展では、作者と被写体である犬や猫の感情をより明確に伝えられるよう、最高品質の大型プリントに作者のメッセージを添えて展示する。
日本では毎年数万頭の犬や猫が、「もういらない」「売れ残った」「子供を産んだ」「捨て猫が山に入ってノネコになった」といった私たち人間の勝手な理由により殺処分されている現実がある。応募作品を見て、次のペットは「買わずに飼う」と選択する人が増えることを願わずにはいられない。
「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト2018」は、午前10時から午後7時まで開催。最終日は午後5時まで。入場は無料。会場では、優れた作品から選んだ写真を使ったチャリティーカレンダーを販売する。カレンダーの利益はすべて、殺処分ゼロのための活動に使われる。
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