葛西臨海水族園では現在、国内では絶滅危惧種に指定されている鳥などウミガラス、エトピリカなどの海鳥を、各30羽程飼育しており、繁殖にも成功している。本年度は、日本で唯一ウミガラス(オロロン鳥)が繁殖する天売島のある北海道の羽幌町とパートナーシップ協定を結び、海鳥の保全や持続可能な海洋資源の活用に向けて共に活動している。
今回の講演会では、水族園でも飼育しているウミガラスや北海道の天売島をおとずれる海鳥の魅力、そして人との関わりを紹介する。講演会の第1部は、石郷岡卓哉氏(羽幌町町民課 北海道海鳥センター 環境衛生係)による「ようこそ、海鳥がにぎわう羽幌町へ」。
第2部は、葛西臨海水族園飼育展示係の野島大貴氏による当園で飼育している海鳥について、そして羽幌町や環境省と協力して行っている取り組みを紹介しながら、繋がることの大切さを話す「オロロンで繋がる」が予定されている。また、講演会のはじめにパートナーシップ協定の調印式を実施する。
時間は午後2時から4時半まで。定員は80名。参加希望者は、Eメールで umidori@tokyo-zoo.net 宛に、件名を「海鳥講演会」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入して送る。先着順で受け付け、定員になり次第締め切る。問い合わせは、電話:03-3869-5152 まで。
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北海道の天売島をおとずれる海鳥の魅力、人との関わりを紹介する講演会
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