生涯で優に500匹は猫を飼ったという豪語する大の愛猫家だった大佛次郎は、エッセイや小説にも猫を多く取り上げ、猫が登場する作品は60作を数える。
今回のねこ写真展では、大佛次郎が戦後まもなくの頃を書いた現代小説『帰郷』(小学館P&D文庫)の一文16個をお題にし、そのお題にぴったりくる猫写真をコラボしたコーナー「いまじねーしょんねこ2019」が人気を集めている。また、昨年も好評だった来館者による人気投票により優秀賞が決まる募集写真コーナーには、一般から190名、484点の猫写真の応募があり、応募作品に添えられた一言で、より撮影者の気持が伝わる展示になっている。このほか「大佛次郎コーナー」にも多数の猫写真を展示している。
開館時間は、2月と3月は午前10時から午後5時まで。4月以降は午前10時から午後5時半まで。休館日は、毎週月曜日(祝休日の場合は翌平日)、3月25日(月)~4月2日(火)。入館料は、高校生以上200円、中学生以下無料。3月28日(木)~3月31日(日)の期間は、1階のみ開館し、「大佛次郎×ねこ写真展2019」は観覧できる(この期間のみ入館料はかからない)。
ワールドペットニュース
大佛次郎の文章からイメージした猫写真の展示など、ねこ写真展2019 開催中
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