滋賀県湖南市の観光振興と、動物愛護思想の普及を図ることを目的に行われるこにゃん市長選挙は、4月21日(日）まで投票を受け付けている。

　湖南市の観光客数減少に悩む一般社団法人・湖南市観光協会は、インターネット上に仮想都市「こにゃん市」を設定。2011年4月に、同市内在住の飼い猫・犬を対象に立候補者を募集し、第1回目の「こにゃん市長選挙」を実施した。同年6月には、市内の滋賀県動物保護管理センターに保護されていた猫を対象に「市議会議員選挙」も実施され、飼育希望者への譲渡が行われるなど、動物愛護の啓発と観光振興をになっている。

　現在投票受付中の9代目の市長選には、市内在住の7頭の猫と1頭の犬が立候補。各候補は、ホームページ上に立候補写真や「ニャニフェスト」（マニフェスト＝政権公約）を掲げ、支持を訴えている。投票は21日(日）まで。誰でもホームページ上で投票することができる。

　当選発表は4月22日(月)、こにゃん市ホームページにて行われる。問い合わせはこにゃん市選挙管理委員会、電話：0748-71-2157　まで。

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