福岡市にある西南学院大学博物館では、6月29日(土)まで研究室訪問シリーズⅡ 山根明弘研究室「ねこ学への招待」が開催されている。
わたしたちのとても身近にいる、かわいくてふしぎな生き物、猫。本展では、猫とはどんな生き物なのか、またこの生き物とわたしたち人間は、今までどんな関係を築いてきたのかなど、猫の生態を明らかにする学問「ねこ学」(Cat Studies)を通じて、わたしたちの知らない猫の世界へ招待する。
また、「せいなんワークショップ2019 教えて! あなたのネコ研究」として、さまざまな猫の情報を集めて展示する企画も行われている。あなたの周りにいる道端でよく見かける気になるあの猫、家で愛情いっぱいに暮らす猫、行きつけ猫カフェの推し猫などなどのことを、じっくり観察して、顔や身体の特徴を色鉛筆で書き込んでカードを完成させ、博物館の受付で渡すと、参加者特典のポストカードがプレゼントされる。持参した猫の個体識別カードは後日、博物館に展示される。
西南学院大学人間科学部社会福祉学科・山根明弘教授の研究テーマのひとつは「人の猫との共存社会」。5月25日(土)午後1時からは、長年にわたり島猫の生態研究をおこなってきた猫博士・山根明弘先生によるトークイベントが開催される。トークイベント前には西南学院大学応援指導部吹奏楽団による猫にまつわる音楽コンサートも予定されている。
「山根明弘先生トークイベント&ミュージアムコンサート」は、西南学院大学博物館2階講堂で行われ、入場は無料。参加申込も不要。
ワールドペットニュース
人の猫との共存社会のために、猫を科学する「ねこ学」を学びませんか?
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