万が一の時に備え、ペットのために財産を遺すには、どうすればいいだろう。ペット関係事業者向けのペット後見セミナー「ペットのための生命保険」勉強会が、6月11日（火）、人と動物の共生センター（岐阜県岐阜市岩地2-4-3）にて開催される。

　ペットのための生命保険とは、飼い主に万一何かあった場合、生命保険信託を用いて、自身のペットの終生飼育のために使うことが出来る仕組みだ。現行の法律では、直接ペットに財産を遺すことができない。従来のペットへの飼育費を遺す方法は、負担付遺贈、負担付死因贈与、遺言信託、生前信託だったが、普及にはまだまだ課題がある状況だ。

　そこで、ペットのための生命保険では、新たな可能性として生命保険信託を採用。これは従来のものと違い、生命保険を活用するため、貯蓄にもなることが最大の特徴となる。

　講師は、人と動物の共生センター理事長の奥田順之氏と、プルデンシャル生命の下里清人氏。定員は25名。参加費は無料。対象は、動物に関わる仕事をしている人、獣医師／動物看護師／トレーナー／ペットシッター／ペットショップ職員／老犬老猫ホーム職員／行政職員／公共団体職員など。NPO法人人と動物の共生センターは、動物を飼っている人が、万が一に備えるという意識が当たりまえのものとなるように活動している。

　時間は午後1時から2時半まで。会場までのアクセスは、JR長森駅より徒歩15分。問い合わせは、NPO法人人と動物の共生センター、電話：058-214-3442　。

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