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展示資料数約170点「明治の浮世絵師たちが描く浮世絵ねこの世界展」開催

エンタメ・カルチャー

 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4丁目1-32)では、7月27日(土)から9月8日(日)まで、6階特別展示室において、特別展「~国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く~ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」を開催する。

 昨今、猫の人気が高まっているが、ネズミ除けとして大陸から持ち込まれたとされる猫は、江戸時代の頃にはすでに多くの人々の懐に潜り込み、広く親しまれるようになっていた。浮世絵の題材にもしばしば取り上げられ、当時一大ジャンルであった美人画の片隅に登場してからは、擬人化され役者絵やおもちゃ絵の登場人物となって愛されたり、おどろおどろしい化け猫として人々の背筋を凍らせたりと多彩な活躍を見せる。

 本展では、無類の猫好きで知られる歌川国芳(うたがわくによし)をはじめ広重(ひろしげ)、国貞(くにさだ)、豊国(とよくに)、英泉(えいせん)ら浮世絵師の作風の個性を楽しむとともに、人々が猫とどう関わってきたのか、また人が猫にどのようなイメージをもっていたのかを読み解く。また、大阪会場特設コーナーとして、飼い猫の取り扱いに関する古文書や江戸時代の土人形(つちにんぎょう)といった資料なども紹介する。

 また、学芸員によるプレ講座として6月29日(土)には「古代中国のネコとヒト」村元健一氏が、7月6日(土)には「都市のなかのネコ~近世の京都・大坂を中心に~」大澤研一氏が、7月13日(土)には「姿を写し取る~ネコの土人形~」安岡早穂氏が予定されている。時間は各回とも午後1時30分~2時30分。会場は大阪歴史博物館4階。参加費は各回200円。定員は250名(当日先着順)。

 8月3日(土)午後1時30分~3時には、山根 明弘氏(西南学院大学 人間科学部教授)による講演会「浮世絵にみるネコの生態学」が開催される。参加費は300円(特別展の観覧券もしくは半券提示の方は無料)。定員は、250名(当日先着順)

 開催時間は、午前9時30分から午後5時まで(会期中の金曜日は午後8時まで)。火曜日休館。ただし8月13日(火)は開館。観覧料は、特別展のみで大人が800円、高校生・大学生は600円、中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。問い合わせは、電話:06-6946-5728 。

関連URL: 大阪歴史博物館 特別展「~国芳、広重、国貞、豊国、英泉…江戸・明治の浮世絵師たちが描く~ニャンダフル 浮世絵ねこの世界展」

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