寝ても覚めてもサーフィンに夢中で、プロ顔負けの波乗りスキルを持つラブラドール犬のチャーリー。
毎朝ビーチに着くと車を飛び出し、「早く!早く!」と言わんばかりに飼い主に吠えたてる。飼い主がサーフボードを降ろすと、ボードについたひもをくわえて自ら海へ入っていく。放っておくとそのまま日が沈むまでサーフィンに興じている。
そんなチャーリーが初めてサーフィンを体験したのは、数年前に飼い主と行ったビーチでのキャンプ旅行。はじめは小さな波に揺れるボードに恐るおそる乗っていたが、バランスを取るコツを掴むとその楽しさにのめり込んでいった。
その翌年の夏にはカリフォルニアで行われたドッグサーフィン大会に3度参加し、2度決勝まで勝ち進むことができた。チャーリー自身は毎朝のサーフィンと大会の違いを理解していないようだが、彼は人々が注目するのが嬉しく、観衆が多ければ多いほどやる気が上がるお調子者だ。
チャーリーのサーフィン技術は日に日に上がっており、今ではサーフボードの上でくるくるとまわって進行方向を調整することもできる。全力でサーフィンを楽しむ姿に「チャーリーにはプロサーファー魂があるのだろう」と飼い主夫妻は冗談を言う。
チャーリーがサーフィンを始めて以来、家族みんなで海に行くのが日課となり、家族同士の絆がさらに深まったそうだ。飼い主が求めているのはチャーリーが大会で優勝することではない。チャーリーがサーフィンを思いきり楽しみ、チャーリーを見た人みんながハッピーな気持ちになれることだ。
チャーリーが海で遊んでいると、多くの人が「あれはあなたの犬?アメイジング!」と声をかけてくる。その度に飼い主は嬉しく、誇らしげな気持ちになると言う。
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