コロナ感染拡大が深刻化しているアメリカでは、人が集まる多くの施設が未だに閉鎖を余儀なくされている。
動物園や水族館も休園が続いているが、インターネットを通じて人々に動物の魅力を伝えようと努力している。なかでも面白いと話題になっているのが、種の違う動物同士が初めて対面するという企画だ。全米のさまざまな動物園、水族館がこの企画に参加し、対面の様子を捉えた動画を配信している。
水槽ガラスの向こうでのそのそと歩くアルマジロを、興味津々な様子で体をくねらせて近づくのは水族館の人気者ラッコ。
大きなテグトカゲと顔を合わせ、ショックと驚きを隠せないアシカ。眉間にしわを寄せて何度もトカゲの正体を確認しようとしている。
ミーアキャットの家族は園を散歩するイノシシを見て一斉にビックリ!驚いた時の動きもみんな一致していて思わず笑ってしまう。
そのほかにも、ペンギンがヨチヨチと歩く様子を不思議そうに眺めるシロイルカや、水族館で魚を見て喜ぶ子犬たち、目の前を通り過ぎる大きなラクダに警戒するトラなど、普段動物が見せない驚きや困惑の表情を見られるのが楽しい。水槽の中で泳ぐ鯉を首を傾げながら見つめるふくろうも可愛らしくて癒される。
動物たちもコロナ疲れしているだろうから、違う動物との対面は良い刺激になったかもしれない。コロナ感染が収束し、アメリカの動物園や水族館を楽しめる日が来るのが待ち遠しい。
ワールドペットニュース
閉鎖中のアメリカの動物園&水族館がおもしろい企画を実施
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