長引くステイホーム生活の寂しさを埋めてくれるペットが欲しいけれど、汚い犬や悪さをする猫はごめんだと思っている人にぴったりのペットロボを日本の企業(Vanguard Industries)が開発した。
「もふりん」と名付けられたそのAIペットは、世界最大級のテクノロジーショー「CES 2021」のロボティクスカテゴリーにおいて「Best of Innovation Award(ベスト・オブ・イノベーション賞)」を受賞した。
見た目はハムスターとスリッパを合わせたような感じで、目だけしかついていない不思議生物だが、佇まいと動きがとても愛らしい。
もふりんの魅力は何と言っても、実際に生きている動物のような感情表現ができるところだ。独自のセンサーを通して様々なパターンを認識することができ、ユーザーがどんな環境でどう扱うかによって性格も変わってくる。
たとえばもふりんは、無数の動きや音のパターンの組み合わせからその状況に合ったものを選んで感情表現できる。それはまるで本物のペットと接しているのと同じで、飼い主が得られる癒し効果も高いと期待できる。
もふりんを飼ってみたいと思ったら、キックスターターのキャンペーンサイトから約400ドルで購入できる。商品の第一弾は3月から配送が開始される予定だ。
限りなくペットに近いといえ機械なので、もし途中で世話が嫌になったら電源を切っておけばいいから安心だ。本物の犬や猫はそうはいかない。
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