アメリカに住むヘザーさん一家は、2019年に保護猫のルナの里親となった。ルナはとてもアクティブで人懐こく、ヘザーさんや家族のあとをいつもついて歩き、一緒に外を散歩するのも大好きだ。散歩中ルナは先陣を切って歩き、自分が行きたい道をヘザーさんたちが通るように誘導する。その姿はとても可愛らしく、ルナは近所でも有名な猫となった。

ルナはヘザーの２人の子供たちとも仲良しで、コロナ渦で学校閉鎖中は家でずっと一緒に過ごした。しかし学校が再開されると、離れるのが寂しいルナは２人について学校まで登校するようになった。
学校は家からすぐ近くに住んでいるので、２人を学校へ見送って家に戻るというのが日課だったが、ルナはそれだけでは物足りなく感じ始めた。
そしてある日、ルナは子どもたちを学校に送るだけで満足できず、そのまま学校の中に入り込んで授業に参加しようとしたのだ。本人はこっそり侵入したつもりだろうが、ルナは学校の誰もが知っている有名猫なのですぐにばれてしまった。

何も知らないヘザーさんは学校から電話がかかってきてびっくり。子どもが病気かケガでもしたのかと思ったら、先生は「ルナが学校に入ってしまったので引き取りにきてほしい」とが笑いながら話した。
ヘザーさんがどうにか餌でつりながらルナを家に引き戻すと、ルナも落ち着いてあきらめた様子だった。学校から戻った子どもたちは侵入事件のことを知って大笑いし、ルナがクラスのペットになれらいいのにと願っていたそうだ。
きっとみんなが忘れかけた頃に、またルナは学校に潜り込むかもしれない。

関連URL: Cat Won't Stop Trying To Break In To School To Be With Her Kids