イリノイ州シカゴにある大きな鉄道駅「シカゴ・ユニオン・ステーション」はホリデーシーズンになると構内に大きなクリスマスツリーが飾られ、美しい飾りとライトが人々の目を楽しませてくれる。
しかしこの日ばかりは構内にいた人々の目はツリーではなく、ある動物に釘付けだった。視線の先にいたのは、もっともキュートな従業員としてシカゴ・ユニオン駅に勤務する黒のラブラドール・レトリバー。この犬は爆発物探知犬として、日々警察官と一緒に駅構内の見回りをしている働き者だ。
普段は真剣な様子で巡回業務にあたっているが、動画に映るその犬はとても嬉しそう。クリスマスギフトとして警察官からおもちゃをもらって大はしゃぎしているのだ。おもちゃを口に咥えてジャンプし、警察官に飛びついて「遊んでよ〜!」とおねだりしている姿がかわいらしい。おそらく仕事のことは完全に忘れて普通の犬に戻ってしまったようで、駅構内は犬を見た人々の笑い声で溢れていた。犬に付き添っていた警察官も笑いを堪えるのに必死な様子で、それが動画をさらにおもしろくしている。
警察犬はクールで近づき難いイメージがあるが、こんな風にクリスマスを楽しむ姿を見ると頬が緩んでしまう。警察官との絆の深さも伺うことができる貴重な映像だ。
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