
旅行や仕事で家を空けるとき、ペットを家に置いていくのは心が痛む。しかしそれ以上につらいのはペット自身だろう。ペットは飼い主がなぜいないのか、いつ戻ってくるのかもわからず、困惑と孤独に耐えながら待たなければならないのだ。
オウムのガモーラにとって、飼い主の6日間の不在は永遠のように感じられたに違いない。飼い主が戻ったとき、優しいガモーラは怒るのではなく、ひたすら「I love you!」を繰り返した。動画を観ると、ガモーラは飼い主の顔に寄り添い、たしかに「I love you!」と声に出しているように聞こえる。
動画のキャプションには「私が帰ってきたのが嬉しいんだと思う」と書かれてあるが、観る側としては微笑むべきか悲しむべきか迷うところだ。愛情深いガモーラはママに二度と会えないと本気で信じていたかのようで、毛を逆立てて「I love you」と渾身の声を出す姿には胸がしめつけられる。
コメント欄には「私だったら二度とそのベイビーを置いていかないわ」「本当にママが恋しかったんだね」といったガモーラに共感する声がたくさん寄せられた。
専門家によると、ガモーラのようなコンゴウインコは、抱きしめたくなるほど愛らしく、遊び好きで好奇心旺盛な鳥であり、十分に成長するためには豊富なおもちゃと環境整備が必要だという。このオウム種は、静かな場所よりも家庭の活動がある場所にいたがる傾向があり、人間と一緒にいるときに最も幸せを感じるようだ。
社交的で個性豊かな反面、ガモーラのように分離不安を起こしやすい傾向もあり、ガモーラは現在治療を受けているようだ。家を空ける機会の多い人は、こういった種の鳥の飼育は慎重に決めたほうがいいだろう。
関連URL: Happy Parrot Can’t Stop Saying ‘I Love You’ When Mom Returns Home After 6 Days








