
オレゴン州の男性が、勇敢な猫のおかげで住宅火災から一命を取り留めた。
ニューヨーク・ポスト紙によると、2月21日、ティラムックにある自宅で火災が発生した際、住人であるドナルド・ヴァンワーマーさん(56)は寝室で眠っていた。
恐ろしい炎が広がっているなかで、危険を感じた飼い猫のフレッドが彼を起こした。
「フレッドが私の顔に飛び乗ってきて、前足で私を叩き始めたんです」とドナルドさんは説明した。
「彼は狂ったように騒いでいました。彼に起こされて、煙の匂いに気づき、何が起きているのか理解したんです」
ポスト紙によると、ドナルドさんはフレッドを抱きかかえて部屋から逃げ出そうとしたが、ドレッサーと煙が出口を塞いでいた。
「天井が崩れ落ち始めたまさにその瞬間、私はリビングまでたどり着いた。よろめきながらも、ようやくドアの外に出ることができた」
家の外に出た後、彼はすぐにフレッドが一緒にいないことに気づいた。彼は家の中へ戻ろうとして転倒し、頭を打ってしまった。
意識が戻ったとき、ドナルドさんはフレッドを探しに家の中へ戻ろうとしたが、消防士たちに止められた。「フレッドを見つけるのを手伝ってくれと、彼らに懇願したんだ」。
しかし悲しいことに、消防隊員が火を消し止めた後、真っ黒な柱と屋根だけが残った無惨な家の玄関の入り口付近でフレッドの遺体が発見された。
「あと少しで逃げ出せるところだった。フレッドは僕を救うために命を落としたんだ」とドナルドさんは肩を落とし、目に涙を浮かべて話した。フレッドはわずか生後9週間の子猫だった。
フレッドと2人きりで家にいたヴァンワーマー氏は、軽度の火傷を負った。当時、9歳の娘アイリーと56歳の恋人リサは家にいなかったそうだ。
ドナルドさんは火災後の家屋再建資金を集めるため、ファンドレイジングサイトを通して募金活動を開始した。
「家は建て直せるし、物は買い替えられる。でも、フレッドだけは2度と戻ってこない」と話すドナルドさんはまだ悲しみのどん底にいるが、命を救ってくれた猫の分まで精一杯生きてほしい。








