
カンガルーといえばオーストラリアだが、冬にマイナス10度を下回るアメリカのウィスコンシン州で、オムツを履いたカンガルーが街をさまよっているというから驚きだ。
チェスニーという名前のそのカンガルーは、ウィスコンシン州ネセダにあるサンシャイン・ファーム内の「ペッティング・ズー(ふれあい動物園)」で飼われていたが、3月26日にファームから脱走してしまった。
最後に目撃されたという情報では、「まるでオリンピックのトレーニングをしているかのように、23番街と9番街の周辺を跳ね回っていた」そうだ。
脱走当時、デニムのおむつを身につけていたため、インターネット上でも注目を集め、またたく間に地域全体を巻き込んだ捜索の焦点となった。
しかし、現時点(3月28日)でまだ見つかっていないので、笑って済まされるニュースではない。
「何よりも重要なのは、チェスニーは恐れている可能性が高いということです。どうか彼に優しく接してください」と保安官事務所はよびかけ、ユーモアを交えて「決してボクシングの試合をふっかけたりしないでください」と付け加えた。
チェスニーの飼い主であるファームの経営者は、チェスニーを捜索するためにドローン技術を活用することにした。保安官事務所によると、捜索活動には「ミッドウェスト・エアリアル・ドローン・サービス」が撮影した空撮映像も活用されており、その映像には、まるで「自分だけの小さな冒険に出ているかのように」その地域を跳ね回るカンガルーの姿が映し出されていた。
保安官事務所は「チェスニーは依然として行方不明のままだが、おおむね同じ一帯に留まっているようだ。今日こそ彼が家に帰る決心をする日になることを願っている」と話すが、新たな目撃情報は確認されていない。
スタッフたちは土地所有者の許可を得て、近くの森林地帯や遊歩道を精力的に捜索している。
また同ファームは、チェスニーを見かけた場合は近づかないよう一般市民に呼びかけている。
「もしチェスニーを見つけたら、私に電話をしていただくのが最善の対応です。車から降りたり、声をかけたり、追いかけたりしないでください。すでに怯えている彼をさらに怖がらせてしまうだけです」とFacebookの投稿には書かれていた。
「チェスニーが家に帰れるよう、皆様から寄せられた支援に対し、言葉では言い表せないほど感謝しています」とサンシャイン・ファームは記した。
1日も早くチェスニーを保護し、オムツを交換して美味しいおやつをあげたいとスタッフは切に願っているだろう。
関連URL: Kangaroo Wearing Denim Diaper Escapes from Wisconsin Petting Zoo








