猫が主役の映画とあって、2月22日の「猫の日」に招き猫発祥の地といわれ「猫神社」の異名を持つ今戸神社で開催するという、まさに猫づくしにこだわったこのイベント。プスにちなんだ衣装で、猫耳・猫手・しっぽをつけ登場した竹中さんは、「かわいいでしょ? いいオッサンが」と照れ笑いを浮かべた。
さらに“猫度”をあげるべく、スペシャルゲストとしてお笑いタレントの猫ひろしさんと、プスと同じく元捨て猫という経歴をもつ、プスのコスプレ猫「プスプスくん」が登場。
寒空のなか、いつものTシャツ・短パンに長靴姿という「長ぐつをはいた猫ひろし」仕様の猫さんは、「カンボジアから走ってきました!」と元気よく登場したものの、「“猫ひろし”の芸名を授かったとたん猫アレルギーになった」などとちょっとした猫トークを繰り広げたのち、あっという間に退場(もちろん走って)。報道陣のみならず、勝俣さんも「これで本当に終わり?!」とあっけに取られる一幕も。
また、これが初の大仕事というタレント猫のプスプスくんは、大の猫好きという竹中さんに抱っこされ、終始リラックスモード。竹中さんはかつて12匹の猫と暮らしたこともあるベテラン猫愛好家だそうで、イベント終了後の囲み取材でも、現在一緒に暮らしている愛猫(ロシアンブルー)について「“ハウス”って言うと、ニャーと文句を言いつつ、ちゃんと自分の家に入るんです。賢いでしょう?」と“親バカ”ぶりを発揮した。
一方、勝俣さんも完成試写を観た娘さんが「3回も泣いたって言ってました」とうれしそうに語り、パパの顔をのぞかせた。ただ、意外にも初という今回の声優体験については、「収録の2日目ぐらいまではドッキリだと思ってました。あまりにセリフの量が多くて覚えられないから、最初はマネージャーに断ってくれと言ってました」と暴露。
しかしその出来栄えには竹中さんも「ハンプティの憎たらしい顔に勝俣くんの声がピッタリ。相手が勝俣くんで楽しかった」と太鼓判を押した。さらに、作品について「笑いあり涙ありで、スリル満点。特に踊りのシーンはとってもチャーミング」とPRした。
映画『長ぐつをはいたネコ』は、大ヒット長編アニメ『シュレック』シリーズの人気キャラクター、“長ぐつをはいたネコ”こと「プス」を主人公にしたスピンオフ作品。永遠に富みをもたらすという「伝説の黄金の卵」を手に入れるべく、兄弟分のハンプティ・ダンプティ、謎のメスネコ「キティ・フワフワーテ」とともに大冒険を繰り広げるファンタジー超大作だ。
まもなく開催される第84回アカデミー賞の長編アニメーション部門賞にもノミネートされており、受賞が期待されている。
映画『長ぐつをはいたネコ』は3月17日(土)より、新宿ピカデリーほか全国春休み3Dロードショー。
関連URL: 『長ぐつをはいたネコ』 公式サイト