京都駅から徒歩約15分の梅小路公園内という、絶好の立地に誕生したこの水族館は、“水と共につながる、いのち。”をコンセプトに、京都の源流から海に至るまでの水の流れを9つのゾーンで再現し、各々の環境に息づく水生生物を紹介する。
注目は「京の川ゾーン」にある、「オオサンショウウオ」の国内最大級の展示コーナー。世界最大の両生類で、国の特別天然記念物にも指定されているこの希少生物を展示・紹介するだけでなく、種の保全のための研究、および情報発信の場として活用していく予定だという。
また、さまざまなかたちの水槽を設置し、オットセイやアザラシといった海獣をさまざまなアングルから鑑賞できる「かいじゅうゾーン」、寺院や山々などの京都ならではの風景をバックに、イルカたちのパフォーマンスを楽しめる「イルカスタジアム」など、水族館の人気者たちにも、もちろん会える。
同水族館は、「生き物や標本を見学するだけの施設にとどまらず、地元・京都の自然や生態系を遊びながら学べる“エデュテインメント型水族館”をめざしたい」としており、今後はさまざまな体験プログラムやワークショップなども開催しながら、初年度で200万人の来園者をめざす。
【京都水族館 施設概要】
◆場所
京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
◆営業時間
9:00~17:00
◆料金
大人 2000円/高校生 1500円/中・小学生 1000円/幼児(3歳以上) 600円
◆館内構成
・京の川ゾーン
・かいじゅうゾーン
・ペンギンゾーン
・大水槽
・海洋ゾーン
・交流プラザ
・イルカスタジアム
・山紫水明ゾーン
・京の里山ゾーン
関連URL: 京都水族館