ペット保険に未加入のペットオーナー1112名を対象に行われたこの調査によると、ペット保険に対して、「とても関心がある」「まぁまぁ関心がある」と何かしら関心を寄せている、オーナーが全体の70.2%におよんだ。
「ペット保険制度は必要か」との設問でも、84.6%は「必要」と回答しており、高額になりがちなペットの医療費の負担を軽減する手段として、ペット保険に期待と関心を寄せるオーナーが多いことがうかがえる。
とはいえ、一方で「ペット保険への加入の検討」に関する設問では、「具体的に検討中」はわずか10.4%にとどまった。また、現在加入していない理由については、「ペットが診療を受ける機会が少ない」「どんなペット保険を選べばいいのかわからない」「保険料を支払う金銭的な余裕がない」などの意見が上位を占めた。
必要性を感じながらも、大多数のオーナーは実際にペット保険を利用しようと思うに至っていない現状について、ペット総研は「保険料の負担」がその理由のひとつではないかと分析しており、「どんなペット保険だったら加入したいか」の自由回答で見られた意見では、「月500~1000円」が限度と感じているオーナーが多いとしている。
関連URL: ペット総研「ペット保険について」