同番組の三沢大助プロデューサーが「五感で楽しめる番組にしたい」と語ったように、動物を眺めるだけでなく、出演者が実際にふれあっている姿を通じて、動物たちのリアルな生態や素顔に迫る、新感覚の体験型動物バラエティとしてスタートする『ペット大行進!ど~ぶつくん』。
記者会見にはレギュラー陣の八嶋智人さん、中川翔子さん、お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭さん、春日俊彰さんが登壇した。
八嶋さんは「スタジオに動物を連れてくると普段の状況とは違う感じになっちゃうか、もしくはスタジオに慣れている動物はかなり我々よりギャランティが高くなるという事情がございまして」と笑いを誘いつつ、「動物側がリラックスしている姿を見るには、僕らのほうがお邪魔するしかないだろうということで、この番組をやることになりました」とコメント。
また、現在も猫10匹、亀10匹、その他スッポンやドジョウなどと暮らし、大の動物好きとして知られる中川さんは「待っておりました、このような番組を! 全細胞、全神経、全DNA、中川家先祖代々の魂が興奮に興奮を重ねて、大興奮でロケに挑みました。たくさんの動物に出会えるというのは、お仕事という枠を超えてすごく幸せです!」と、同番組のMCに抜擢された感動を抑えきれない様子だった。
ただ、すでに行われたロケで、動物舎の掃除をして全身筋肉痛になったという苦労話を暴露。ロケの翌日のコンサートも、一番高いユンケルを飲んでなんとか乗り切ったと語り、同じくひどい筋肉痛に苦しんだという八嶋さんも「そういう(体験)コーナーがレギュラーなんだということが若干不安ではあります」と苦笑い。
一方、登壇者のなかでは唯一動物が苦手という若林さんは、先に行われた収録でビルマニシキヘビを首に巻かれたという恐怖体験を明かし、「メディアだからってこんなことしていいのか」「僕がどんだけ動物が苦手かわかってないんで、一度本当に過呼吸でぶっ倒れてやろうかと思っています」と憤慨してみせたが、苦手を逆手に取り、「私のように動物が苦手な人がいましたら、感情移入して観ていただければ」と見どころをアピールした。
相方の春日さんについては、八嶋さんいわく「意外と動物が集まってくる」そうで、動物とのふれあいも大歓迎の様子。「春日と熊の相撲だとか、ライオンと腕相撲するとか、誰が一番強いのか異種格闘技戦とかやりたいですね」ととんでもない提案まで飛び出し、中川さんに「何言ってるんですか」と冷静に突っ込まれる一幕も。さらに「火曜夜19時に街から人が消えた!と言わせる番組にしますよ!」と力強く意気込みを語った。
『ペット大行進!ど~ぶつくん』は毎週火曜19時放送で、10月16日(火)の初回は18時半から2時間半スペシャルをオンエア。レギュラー陣と大久保佳代子さん(オアシズ)、堤下淳さん(インパルス)、ユージさんが、北海道・旭山動物園で体を張った飼育員体験をするほか、「人気動物に会いに行こう」「動物すくすく成長期」などを放送予定。
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