同社のペット保険「どうぶつ健保」の契約者2329名を対象に行われた調査の結果によると、ペットのケガや事故を経験したことがあるというオーナーが47.7%と、半数近くにのぼった。
経験したケガ・事故でもっとも多かったのは「異物誤飲」(15.1%)で、7頭に1頭の割合で発生しているという。ついで、「脱臼(膝蓋骨脱臼など)」「外傷(切り傷、刺し傷など)」(ともに6.9%)と続いた。
さらに、発生件数の多いケガ・事故の発生場所の調査では、「異物誤飲」「脱臼」「骨折」は「リビング」、「外傷」は「散歩中」と、ペットが日常的によく過ごす場所で多く発生していることがわかった。
また、事故が発生した状況では、「異物誤飲」の場合「家族と同じ部屋で動物だけで遊んでいた」がもっとも多かったが、一方で「動物とは違う部屋に家族がいた」「留守中に発生した」など、動物単独での事故発生も多いという。
同社はこの結果を受け、「リビング内にペットが口にしてはいけないものが落ちていないか、ペットの手の届く場所に置かれていないかなど、危険がないかをチェックし、予防対策を取ることが必要」とし、今後はさらに事故の発生状況や場所、原因などの把握・分析を進めたうえで、予防対策の提案につなげていきたいとしている。
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