同社が運営する猫愛好家のためのコミュニティーサイト「フェリシモ猫部（ねこぶ）」では、「猫と人がともにしあわせに暮らせる社会を目指す」をミッションにかかげ、猫関連のコンテンツ提供や猫グッズの企画・販売などを行うとともに、「毎月100円わんにゃん基金」を設立するなど、さまざまな愛護団体の活動への支援にも力を入れている。

　「神戸猫ネット」の活動に共感し、会場の提供というかたちで同社が猫の譲渡会を支援するのは今回が2回目だそうで、9月に開催された第1回目には38匹の猫が参加し、そのうち8匹が無事新しい家族とめぐり合えたという。

　今回は生後8週齢以上の子猫から大人猫まで、捨てられたり、団体に保護され里親を待っている猫約50匹が参加する予定で、会場に来られない猫は写真で参加する。同社は、関西近郊で猫を飼いたいと思っている人はぜひ一度検討してほしいと、参加を呼びかけている。

　なお、公式サイトには、譲度会当日は猫を連れ帰ることはできないなど、当日の注意事項や参加条件などが公開されているので、参加希望者は事前にチェックしておくことをおすすめしたい。

【第2回 猫の譲渡会　概要】

◆開催日時
2012年12月23日（日）　13：00～15：00（最終入場14：45）

◆場所
フェリシモ本社　21F
（神戸市中央区浪花町59番地　神戸朝日ビル21F）

※TNR活動
飼い主がおらず外で暮らす猫たちを、住民が避妊・去勢手術や餌やり、清掃などを行いながら管理・飼育し、「地域猫」として地域全体で見守る活動。T（トラップ／捕獲器で捕まえる）、N（ニューター／不妊手術をする）、R（リターン／もとの場所に戻す）を原則とし、保健所での殺処分にかわる野良猫問題の解決手段として、現在全国で展開されている。二重に手術を行わないよう、不妊手術済みの猫は耳の先を一部カットするなど、目印をつけて戻すことが推奨されている。

関連URL: フェリシモ猫部（ねこぶ）　関連ブログ記事 神戸猫ネット