英「デイリー・テレグラフ」をはじめとするメディア各紙によると、事件が起きたのは、先週金曜。ロシア中西部のコミ共和国にある刑務所で、フェンスをよじ登ろうとしていた白黒のオス猫を看守が発見したのが、ことの始まりだった。
猫の体には小包のようなものがテープで取り付けられており、調べてみたところ、なかから携帯電話2台と充電器、電池が。同刑務所では携帯電話の持込は禁止されているため、受刑者の誰かが猫を介して違法に携帯電話を持ち込もうとしたものと見られている。
こんな珍事件は同刑務所では初めてだそうで、いかんせん誰にこの荷物を運ぼうとしていたのか猫は話せないため、犯人がわかるまでは彼を“拘束”することになるそうだ。
ちなみに、今年1月にもブラジルで同様の手口の事件が起きており、その際は猫に携帯電話とドリルのパーツ、小型ののこぎりなどがくくりつけられていたとか。
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