ドッグオーナー1435名を対象に実施したこのアンケートでは、愛犬との散歩の途中で目撃した困ったオーナーの行動や言動など、散歩に関するマナーと、それに対してのオーナーの意識が調査された。
その結果に寄ると、「ノーリードの散歩」「フンの放置」にまつわるマナーは広く周知されているようで、「ノーリードの散歩をさせたことがない」は71.9%、「フンの放置はしたことがない」は87.4%を超えた。
しかし一方で、散歩中のオシッコに関しては、「そのまま放置」(47.3%)と「水などをかける」(42.1%)がほぼ同数となった。さらに、「マテ」「オスワリ」などのコマンドに関し、57.4%と全体の半数を超えた人が「聞かないときもある」と回答し、「必ず聞く」の30.9%の倍近い数値となった。
また、「迷惑だ」と感じる他のドッグオーナーの態度についても、やはり「ノーリード」「フンの放置」をあげる人が圧倒的に多かったが、加えて「伸縮リードを延ばしっぱなしにしていて怖い」という意見が多かったという。犬が制御されていないという点では、ノーリードと同様の迷惑度だと感じている人が多いようだ。
ペット総研はこの結果を受け、「愛犬の行儀や態度の悪さはオーナーの責任。マナーの悪いオーナーを反面教師にしつつ、ときにはわが身も振り返りつつ気をつけてほしい」と注意を促している。
関連URL: ペット総研 「愛犬のお散歩のマナー」