このクリスマスシーズンにあわせ、あるユニークなチャリティキャンペーンをしかけたのは、日本でもおなじみのキャットフードブランド「フリスキー」。特別に制作したミュージックビデオ「Hard To Be a Cat at Christmas(原題/直訳すると「クリスマスに猫でいるのは楽じゃない」)」の再生回数1回につき同ブランドの缶フード1個を、全米の動物シェルターや保護団体に寄付するという。
この企画の特筆すべき点は、ビデオに登場する猫たちのそうそうたる顔ぶれだ。なんともいえない不機嫌顔が話題を呼んだ“グランピーキャット”「タルダルソース」、“世界一毛の長い猫”のギネス記録を持つ「ミャオ大佐」、真っ白い口ひげがトレードマークの「ハミルトン」、Instagramで一躍有名になった「ナラ」、同ブランドを展開する米ネスレ・ピュリナ社主催の猫動画コンテストでグランプリを獲得した盲目の猫「オスカー」。
いずれも、インターネットを通じて全米のみならず、世界中で愛されているセレブ猫ばかり。まさにクリスマスのスペシャル企画にふさわしい、豪華なコラボレーションとなっている。キャッチーなオリジナルソングに乗せ、5匹のクリスマス仕様の撮りおろし動画が堪能できるこのビデオは、彼らのファンに限らず、猫好きにはおすすめの楽しい仕上がりだ。
くわえて、YouTubeにアップされている動画を再生するだけというキャンペーンへの参加の手軽さもうれしい。同社は缶フード50万個の寄付を目標に掲げており、「ぜひこのビデオをシェアして広めてください!」と協力を呼びかけている。
なお、12月12日現在、再生回数はまもなく28万回を超えようとしている。
関連URL: ミュージックビデオ 「Hard To Be a Cat at Christmas」 フリスキー 公式Facebookページ