ツガルはメスのフタコブラクダで、1982年に来園して以来、長年にわたり来園者に愛された存在だった。特に晩年は同園の営業部長に就任したり、昨年12月に世界最高齢記録を更新してからはご長寿ラクダとして、ますます人気を集めていた。
先月23日の午前より食欲がなくなり、好物の黒砂糖にも反応しないほど体調が悪化したため、検査や点滴が行われたが、同日午後10時ごろに死亡が確認された。享年38歳(推定)は、人間年齢に換算すると100歳を超えるという。
8日のお別れ会では、飼育担当者によるツガルの思い出話や、来園者による献花(限定500名)などを実施するほか、参列者には「ツガルのポストカード」がプレゼントされる。また、フタコブラクダ展示場付近に設けられた献花台とメッセージノートは、引き続き20日(金)まで設置されている。
【「ツガルさんお別れ会」 概要】
◆開催日時
2014年6月8日(日) 10:30~11:30
◆場所
野毛山動物園 フタコブラクダ展示場前
関連URL: 横浜市立野毛山動物園 関連記事