12日付の英「デイリー・メール」によると、スペインのラグーナ・デ・ドゥエロ在住のアイド・バレラドさんは猟犬のブリーディングを行っているのだが、今回の繁殖犬の出産には相当驚いたという。というのも、生まれた子犬のうち、2匹の全身の毛が緑色だったからだ。
「最初は汚れだと思って洗い落とそうとしたんだけど色が落ちなかったので、もともとの毛の色が緑なんだって気づいたの」
2匹のうち、メス犬は生後まもなく息を引き取った。もう1匹のオス犬のほうは現在も生きてはいるが、普通の毛色の子犬たちに比べ体は小さく、弱々しいという。また、成長するにつれ、毛の緑色がどんどん薄くなっているそうだ。
バレラドさんの父親のマヌエルさんは緑の子犬を「ハルク」と呼んでいるそうで、「あまり怒らせないほうがいいぞ」と茶化しているとか。
ちなみに、同紙によると、過去にもこのような緑色の子犬が生まれたことがあったそうで、2012年にはイギリス・ランカシャーでラブラドール・レトリーバーが産んだ8匹の子犬のうち、1匹が今回のケースと同じように緑色の被毛で生まれたという。その際の原因は、胎盤に含まれる「ビリベルジン」という成分だったそうだ。
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