大の猫好きとしても知られる、少女漫画界の巨匠・大島弓子が愛猫との日々をつづった、同名の自伝的コミックをドラマ化した本作。2008年に小泉今日子主演で映画化され大きな話題を呼んだが、今回もその際と同じく犬童一心監督が、新たなキャストとともに同コミックを映像化する。
宮沢りえが主人公で漫画家の小島麻子を演じるほか、担当編集者・大森役に長塚圭史、アシスタント・ミナミ役に黒木華の出演が決定。そのほか、田中泯、岩松了、市川実和子、菊地凛子、中岡創一(ロッチ)など、個性的な面々が脇を固める。
主演の宮沢は今回発表になった共演者について、「キャスティングもとても魅力的。(長塚)圭史さんも、(黒木)華ちゃんもそうですが、本当にちらっとご出演いただいている方も含めて、みなさんすごく個性にあふれて、表現力に長けている方たちばかりなので、毎日撮影現場に行くのが楽しみでした」とコメント。
また、逆に宮沢に対し、共演者からは「大島さんが持つ特別な感性が(宮沢)りえさんにピッタリあっているんじゃないかと思います」(長塚)、「麻子さんという人物がすごく生き生きとそこに存在していて、それは宮沢さんの人間の力なんだなと感じました」(黒木)などのコメントが寄せられている。
WOWOW連続ドラマW『グーグーだって猫である』は10月放送スタートで、全4話。原作の世界観を踏襲しながらも、連続ドラマとして新たなアプローチで構築されたオリジナルストーリーになるという。
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