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街で拾い集めた小銭約2万1000ドルを動物保護団体に寄付して話題に 米国

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 じつはスナイダーさんはマンションを48部屋も所有し、悠々自適に老後を暮らすだけの余裕があるにもかかわらず、毎日小銭を拾い集めまわっているのだ。幼い頃から動物が大好きだったスナイダーさんは、長く地域の野良猫の面倒をみてきた。そして、猫たちにご飯を与えたり、地域を清掃しているうちに彼は街にたくさん小銭が落ちていることに気がついた。

 スナイダーさんは、毎朝4時に家を出て街の猫の世話をしながら、自動販売機の周りや、セルフ洗車場にある大型掃除機の中(掃除機で車内を清掃するときに気づかず小銭を吸い上げてしまう人が多いそうだ)をチェックし、1日平均5.6ドルの小銭を拾う。以降、10年以上にわたって拾い集めた小銭を今年の9月30日、数名のボランティアらとともに地元の銀行に持ち込んだところ、総額2万1495ドル(約230万円)になっていた。彼はそのお金をすべて地元の動物保護団体「ガルフ・ショア・アニマル・リーグ」に寄付した。

 これほどの大金の寄付は初めてと驚く保護団体の代表シェリル・ウェイドさんは、「スナイダーさんからの寄付は大変嬉しいです。これで、たくさんの猫を助けることができます」と感謝を伝えた。

 以前から、スナイダーさんは所有しているマンションの住人が置いていった家具などをリサイクルセンターで処分し、そのお金などを寄付してきた。スナイダーさんは「私のような引退した後の高齢者は、自分のことだけに関心を持ちすぎている気がします。もっと他のことに目を向けたり、他人のために貢献してもいいのではないかと思うんです」と語る。スナイダーさんは、今後も社会と猫のためのボランティア活動を続けていくということだ。

関連URL: スナイダーさんの写真アルバム(Facebook/英語) HUFFPOST GOOD NEWS(掲載元記事/英文)

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