ワンちゃんのオーナー、女性794名、男性436名が回答した今回の「愛犬の健康管理」調査で、「現在、愛犬が抱えている疾患は？」（複数回答可）という質問には、「皮膚疾患」が136名、次いで「目の疾患」108名、「歯・口の疾患」96名、「耳の疾患」76名、「骨・関節の疾患」60名という順で回答があった。

　「愛犬の健康について、特に心配なこと」は、約3割のオーナーが「特になし」と回答したが、「肥満」が心配と答えたオーナーが12.5％、「歯・口」11.9％、「骨・関節」10.2％、「皮膚」9.0％、「目」8.6％と回答が続き、愛犬の種類や年齢により心配事が増えるようだった。

　「愛犬の健康チェックの目安」は、「体重の増減」がもっとも多くて656名、次いで「目やに・目の状態」557名、「普段とは違う行動」（食欲が落ちる、よく寝る、頭を振るなど）541名、「尿や便の状態や回数」486名、「被毛・皮膚の状態」466名、「体を触ったときの違和感の有無」401名の順となった。ここでも体重の増減=肥満に対する関心が高い結果となった。

　なお、「ペット総研」では現在、第81回アンケート調査「ペットの通信簿2014=犬篇=」を2015年1月6日まで実施中で、調査結果は2015年1月下旬に公開する予定だ。

関連URL: 第80回アンケート調査「愛犬の健康管理」結果詳細 ペット総研HP