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ペットにかける年間支出は犬猫ともに増加傾向 アニコム損保

アンケート

 「病気やケガの治療費」は、犬が前年比107.3%、猫では前年比140.1%と増えており、若齢では「誤飲事故」や「骨折」による手術、アレルギーなど定期的な通院が必要な疾患の発症が挙げられる。10歳以上になると、犬では歯周病による抜歯、白内障の治療や心臓病、腫瘍疾患などの継続治療が、猫では腎臓病、糖尿病などの継続治療が挙がり、人間同様の傾向がみられた。

 犬の回答で目を引いたのは前年比119.0%増の「しつけ・トレーニング料」。増加の要因として、従来の「しつけ教室」に加えて、「犬の幼稚園・保育園に通うようになった」などの回答がみられ、しつけや社会化を行う「犬の幼稚園・保育園」が、飼い主の間に浸透してきていることがうかがえる。

 猫では、「シャンプー・カット・トリミング料」が127.8%増で、特に長毛の猫では「毛玉取りの費用」が挙がっている。また、「アレルギー、皮膚病の予防を考えて」という飼い主の意識の変化もみられた。

 2015年の1年間にペットにかける費用の見込みは、「増加する見込み」が30.8%、「変わらない見込み」が48.3%で、「減少する見込み」10.1%を大きく上回った。「増加する」要因としては、「シニア期に入ったので健康診断の回数を増やす予定」「病気が多くなるかもしれない」など、年齢の上昇に伴う医療費の増加見込みが多くみられた。「治療費と健康診断費に比重を置き、健康維持に心がけたいと思う」という声に代表されるように、ペットの健康な毎日を願い、愛情と費用をかける飼い主の姿がうかがえる。

関連URL: アニコム損保「ペットにかける年間支出調査(2014年)」 アニコム損保HP

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