地域猫活動とは、特定の飼い主が存在せず、有志の地域住民たちの協力によって地域内の猫の世話や管理を行い、猫の数を統制するなど、地域住民と猫のトラブル抑制を目指すものだ。

　地域猫をめぐっては、住民同士だけでなく、地域猫団体と住民との間でのトラブルも増えている。また、野良猫の虐待や不審死事件など猫に関するトラブルも大きな問題となっている。

　今回が第2回目となる「地域猫シンポジウム2015」の第1部は、「渋谷区動物愛護推進ネットワーク」や「東京キャットガーディアン」などが、実際に抱えているトラブルや解決に至った事例を発表。第2部では行政書士ADRセンター東京による模擬調停を実施する。模擬調停では、地域猫に関する架空の事件を題材に、当事者が調停人のサポートを受けながらトラブル解決を図っていく流れを公開する。

　同シンポジウムの参加費は無料。参加申込みは、同センター東京ホームページの専用フォームから。

関連URL: 行政書士ADRセンター東京「地域猫シンポジウム2015」