2月24日午前11時34分、ロッキーワールド「アシカ・アザラシの海」で、メスのゴマフアザラシの赤ちゃんの誕生が確認されたが、母親の「モネ」は出産後、赤ちゃんのそばを離れてプール内を泳ぎ始め、赤ちゃんのもとに戻る様子はみられなかった。その後も係員が経過を観察していたが、授乳をする様子は見られず、赤ちゃんの命を守るため人工哺育で育てることになったという。

　誕生時に体長72.0cm、体重7.8kgだった赤ちゃんは、「モネ」から採取された母乳を主体に、飼育員によって育てられ、3月10日現在には体長78.0cm、体重10.8kgまで成長、純白の新生児毛におおわれた愛らしい姿を見せている。

　今後しばらくの間はロッキーワールド地下1階で赤ちゃんの様子や、飼育員が赤ちゃんに哺乳ビンでミルクを与えている様子などを、ガラス越しに見ることができるという。

　ゴマフアザラシの誕生は昨年に続き2年連続。ゴマフアザラシの新生児毛は1ヶ月ほどで抜け落ちて親と同じ模様になるので、真っ白でふわふわした毛でおおわれた赤ちゃんの愛らしい姿は、いましか見ることができない。

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