水族館での展示は日本初となるスナドリネコ2頭の名前は、4月19日～26日まで一般公募されていて、館内応募用紙（688）とハガキ(162)の合計850通の応募があった。この中から、飼育員と館長が検討した結果、オスは「サニー」、メスは「パール」に決定した。

　新しく完成した「奇跡の森」ゾーンはとても日あたりがよく、スナドリネコはひなたぼっこが大好きで、また温かさを感じられる名前であることからオスは「サニー」に。鳥羽は真珠の町でもあり、水族館の人気者として輝いて欲しい、そして女の子らしい名前であることからメスは「パール」と命名された。このほかに応募が多かったのは、「スーナ」、「ドリー」、「ミラ」、「クル」など。候補に挙がったのは「ナッツ」や「スージー」、「サンド」などの名前だった。「サニー」あるいは「パール」の応募は5名で、名付け親には鳥羽水族館オリジナルのスナドリネコTシャツがプレゼントされる。

　展示開始から1ヶ月余りが過ぎた「サニー」と「パール」は、環境にも馴れ、展示水槽内を元気に動き回ったり、体を伸ばして寝ている様子も見られる。普段は鶏肉などを中心に食べているが、週に1度エサとして小川に離す魚を、水に飛び込んでしっかり捕って食べるなど、順調に成長しているという。

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