自然界ではあり得ない色に染められた猫は、炎天下の市場のむき出しのケージの中で、まるで死んでいるかのようにぐったりし見える。この猫を見かけた17歳の少女ビラル・アスラムさんは、この猫を助けることはできないかと写真を撮影し、自分のFacebookに掲載。それを見た、バーレーン動物愛護協会(BSPCA)が、先週子猫を救出した。
子猫は生後4ヶ月前後で「ピンキー」と名付けられた。ピンキーを診察したBSPCAの獣医師は、子猫を染めたのは、壁を塗る塗料ではないかと疑っており、刺激臭を伴う染料が原因か、ピンキーは涙や鼻水を流していて、食事も満足に与えられていなかったようだ。彼女は何度かシャンプーされたが、元の色に戻れるにはかなりの時間がかかるだろう。
バーレーンでは、昨年新しい動物愛護法が導入されたにもかかわらず、市場ではいまだに公然とこのような動物を虐待が横行しているという。地元の愛護団体は、市場の見回りを強化するなど対応に乗り出している。
ワールドペットニュース
ショッキングピンクに染められ販売されていた子猫を救出
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