野鳥の色や模様が、生きている環境や生活が深く関わり、どのように厳しい環境を生き抜くために役立っているか、生物の多様性や環境の大切さについて考える催しとなる。展示は、解説パネルや標本展示などを用いて色やデザインが関わる生物の生存戦略である「とけこむ」「めだつ」「かわる」の3つのブースで紹介する。
また、11月15日(日)13時半よりウォッチングセンター動物ホールで、講演会「色が魅せる鳥の世界──飼育の鳥・野生の鳥」が開催される。講演1は、多摩動物公園飼育展示課野生生物保全センター神門 英夫氏による、園内で飼育する鳥の色を利用した生活、その生活を維持するための飼育の苦労話、動物園で見られる鳥の色についてなどを紹介する「動物園で見られる鳥の色──色の変化や飼育の工夫」。14時スタート予定の講演2は、公益財団法人 山階鳥類研究所野鳥・森本 元氏による、「鳥類における色彩──発色メカニズム・色覚・生態における機能」。
講演を聴くための事前申し込みは不要だが、定員に達した場合は、入場できない場合がある。
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企画展示「色・彩──生物のいろとデザインの不思議」多摩動物公園
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