米国ワシントン州のポートランドに住むNiki Beiser Umbenhowerさんと暮らすラブラドールレトリーバー犬のラウディーは、もともと黒犬。しかし、皮膚の色素が部分的に損失する尋常性白斑(じんじょうせいはくはん)という病気にかかり、昨年の8月頃から目の周りの皮膚の色素が抜けはじめた。今は亡きマイケル・ジャクソンも患っていたというこの病気は、命を脅かすことはないが、色素が抜けた部分がどんどん白くなってしまい、治療法はない。
最初は、白く抜けた部分が小さかったラウディーの目の周りは、約1年で、逆さパンダのように両目の周りが真っ白になってしまった。飼い主が、このラウディーの写真をFacebookに掲載したところ、各メディアに取り上げられるなど大反響を呼び、一気に有名犬になった。
特異なルックスになって注目を集めているラウディーだが、彼は過去に汚染した川の水で中毒症状を起こしたり、強盗と間違われて警官に銃で撃たれたりという波瀾万丈な経験談を持っている。現在13歳のラウディーは、人間年齢に換算すると70歳超え。この先は穏やかなワン生が続くことを祈りたい。
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