ことしの世相を表す「今年の漢字」は「安」だったが、ペットオーナーにとっての2015年を漢字一文字で表現すると、3年連続で「忍（64票）」が第1位に、第2位は昨年5位の「耐（39票）」、第3位は昨年4位の「平（37票）」とネガティブな漢字が並んだ。しかし、「2015年を振り返って、あなたのペットの1年を漢字一文字で表現すると」という質問では、第1位は昨年2位の「癒（87票）」、第2位は昨年1位の「愛（80票）」、第3位は昨年と同じ「楽（74票）」と明るい言葉が上位を占めた。堪え忍ばなければいけないことが多い日々の生活は、ペットによって癒やされ楽しいものとなっているようだ。

　また、2015年のペットとのライフスタイルの充実度を10点満点で自己採点すると、全体平均は6.79点で、昨年の全体平均点7.00よりわずかに下がった。「2015年はあなたにとってどんな年でしたか？」との質問でも、昨年より0.21点下がった5.44点となっているので、オーナー自身の生活はそのままペットとのライフスタイルに影響を及ぼしているようだ。

　2015年に最も活躍したと思う有名人の第1位は、ラグビー日本代表「五郎丸歩」選手。第２位はピースの「又吉直樹」さんが選ばれた。犬オーナーが選ぶ犬好き有名人の第1位は昨年に引き続き「坂上忍」さん。猫オーナーが選ぶ猫好き有名人第1位は昨年２位だった爆笑問題の「田中裕二」さん。2015年のヒット商品番付、犬グッズ「デオシート」、猫グッズ「CIAO ちゅ～る」が第１位に。

　2016年の抱負を漢字で表すとペットオーナーは「楽」、ペットにとっては「健」が第1位に選ばれた。

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