今回のアンケートでは、犬飼育者に「猫や猫飼育者に抱くイメージ」を聞く一方で、猫飼育者には「愛猫の性格と飼い主自身の性格」を尋ねた。その結果、犬の飼い主と猫の飼い主が、「猫と猫の飼い主」に対するイメージや実態に相違があるということが判明した。

　猫の性格について犬/猫飼育者に聞いたところ、両者共に「自由気まま」という回答が最も多かったが、2番目に犬飼育者が選んだのは「気分屋」、猫飼育者は「甘えん坊」、第3位は犬飼育者が「ツンデレ」、猫飼育者が「寂しがり屋」と回答し、犬飼育者が持つイメージと猫飼育者が答える実態に違いがみられた。

　猫の飼育に関して、犬飼育者の53.6%が選んだのは「壁や家具に引っかき傷がつく」。しかし猫の飼育者で「傷がつく」を選んだのは31.0％にとどまっている。また、猫飼育者の過半数以上、55.3%は猫の飼育には「手間がかからない」としているが、犬飼育者は40.8%にとどまっている。

　最後に、猫飼育者の性格や特性について犬/猫飼育者のそれぞれに、対立する項目のどちらに近いかを尋ねたところ、犬飼育者は猫飼育者を「感覚的」で「探索的」そして「革新的」だとのイメージしているが、猫飼育者は自らを「保守的」で「几帳面」「論理的」な性格だとする回答が目立ち、犬飼育者と猫飼育者の回答が真逆となった。

　猫の魅力は、イメージとのギャップにあるのかもしれない。

関連URL: アイペット損害保険株式会社 今までの調査結果