生後2日で母を亡くし、ミシガン動物愛護協会に保護された子犬は、ボビーと名付けられた。子犬を人工飼育で育てることもできるが、その時スタッフの頭に思い浮かんだのは、数日前に出産し、子猫を育てているグウェンというメス猫のことだった。
子猫を育てているときの母猫は、本能的に子猫の身に危険が及ばないように、子猫を守ることだけを考え、神経をすり減らしていることが多い。だから少しでもいつもと違うことがあったり、知らないニオイを感じると、子猫を連れて引っ越してしまうほどだ。
母猫グウェンが、異種の動物である子犬ボビーを受け入れるかどうかは、ある種の賭のようなものだったが、グウェンはボビーをまったく拒むことなく受け入れ、自分が産んだ子猫と同じように乳を与え、体をキレイに舐めて育てている。
ミシガン動物愛護協会が公表している動画は生後5週になったボビーとグウェンと子猫たち。子猫と共に成長しているボビーは、心なしか動作や表情まで猫のこのように見える。ボビーは今後数週間、乳離れできるまでグウェンに育てられ、その後新しい飼い主を探す予定だ。
ミシガン動物愛護協会がアップしたこの愛情あふれる動画は、1週間で50万回上再生され、人気を集めている。
ワールドペットニュース
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