質問内容は、家族構成、住まいの様子、健康状態、ライフスタイル、どうぶつへのケア、飼育に対する考え方など約100問に及び、4,688名(内有効回答数:4,620件)の回答が寄せられた。回答者の飼育動物は犬が3,577頭、猫が894頭、ウサギが90羽、フェレットが39頭、鳥が20羽。
「どうぶつと暮らし始めて健康になったと思うか」に関しては、「まあまあ健康になった(41.7%)」、「非常に健康になった(18.2%)」と約9割が健康だと感じていると回答。また、どうぶつとの暮らしは、「まあまあ幸福だと思う」(56.1%)、「とても幸福だと思う」(33.4%)と、同じく約9割が幸福だと感じている結果となった。
また、「非常に健康になった」「まあまあ健康になった」人の約9割以上は、「とても幸福だと思う」「まあまあ幸福だと思う」と回答しており、動物との暮らす幸せは、健康と関係していることが伺える。
「どうぶつと暮らしてよかったこと」は、「家族との会話が増えた(60.6%)」、「散歩などで、運動をする量が増えた(37.5%)」、「家の中を片付けるようになった(26.8%)」、「規則正しい生活をするようになった(25.8%)」と続き、どうぶつは家族の絆であり、健康、衛生面にも家族によい影響を与えていることがわかる。
反対に、「どうぶつと暮らして困ったこと」は、「旅行など、家を長く空けることができない(62.8%)、「お金がかかる(35.8%)、「(抜け毛や排泄物など)部屋の掃除が大変(26.2%)、以下「世話をするのが大変」「鳴き声が大きい」「臭いが気になる」「夜間や朝にぐっすり眠れない(起こされるなど)」と、日々の現実的な生活感が表れる回答が続いた。
関連URL: アニコムどうぶつkokusei 調査~飼い主とペットの健康状態・ライフスタイルが明らかに~ 詳細な調査結果(pdfファイル)