アンケートには940名(1,255頭)が参加。愛犬の年齢は、11歳以上が昨年の17.2%と比べ4.2%増の21.4%、また、7歳未満の割合は54.6%と、昨年の58.0%に比べ3.4%少ない結果となり、高齢化傾向が進んでいる。
犬種ランキングでは今年もMIXが一番多く183頭。中でも純血種同士による10㎏未満のMIXが増加傾向にある。2位以下は不動のチワワ(174頭)、ミニチュア・ダックスフンド(154頭)、トイ・プードル(147頭)と続く。
愛犬のしつけに関しては、1位が「インターネットなどで情報を調べたことがある(35.9%)」、2位が「本や雑誌を購入したことがある(26.5%)」、3位が「トレーナーなどに直接習ったことがある(19.4%)」とあるが、5.5%が「しつけをしたことがない」と回答。
愛犬に関して困っていることは、1位が「長期間、家を留守にできない(34.1%)」、2位が「鳴き声が近所迷惑・無駄吠え(28.9%)」、3位が「抜け毛(24.4%)」、そのほか「肥満(19.3%)」や「臭い(17.3%)」が気になると続く。
愛犬の性格については、過半数近くの45.1%の人が「人が好き・友好的」と回答。「マイペース(41.5%)」「好奇心旺盛・活発(38.2%)」と犬らしさが垣間見える回答が続くが、「用心深い・警戒心が強い・神経質(35.9%)」、「他の犬がニガテ(29.5%)」という回答もあり、犬種や育て方によって社交性に差があることがわかる。また、3.5%だが「攻撃的」という回答もあった。
しつけ方法で効果があったものは、1位が「おやつをあげる(41.6%)」、2位が「根気強く何度も教える(26.8%)」、3位が「優しく接する(9.7%)」と続くが、4位は「低い声を出す(8.3%)」、第5位は「大きな声で叱る(7.3%)」とあり、そのようなしつけ方法で効果が出ているか疑問を感じる回答も見られた。
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