2016年のペット関連支出について最も多かった回答は、犬飼育者が「5万円以上~10万円未満」、猫飼育者は「5万円未満」と、犬と猫に支出金額の差があることがわかった。
当初の想定以上に費用がかかった項目は、犬猫飼育者の4割が「治療費」と回答。治療費・予防費と合わせて、健康関連の出費項目は全体の6割にものぼる。59歳の猫飼育者の男性は「予想外の入院を伴う病気にかかったから」とし、42才の犬飼育者の女性は「誤飲の手術をしたため」と、不測の事態で大きな出費があったと回答。2016年度に実際に支払ったペットの治療費は、最低額が500円から最高額は220万と回答があり、病気やケガの内容、治療によっては非常に高額になることがわかった。ペットの飼育には、万が一の時のための準備が必須だといえる。
2017年のペット関連支出の見通しは、「変わらなさそう」との回答が約6割、「増えそう」は約3割で、「増えそう」な項目は、ペットの年齢や手術の予定を理由に「治療費」や「予防費」といった健康関連の項目が上位になっている。
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